努々夢見ぬことなかれ(ゆめゆめゆめみぬことなかれ)


滅んだ世界で唯一生き残った少女。

世界が時や生死の概念もろとも滅んでしまったため、永遠に変わらない白い世界にいる。

相棒のチェシャの力を借りて、夢を通じいろんな世界を冒険している。

本体のありすは常に眠っており、各世界にいるありすは分身体。

その世界での一生を終えると、また本体のありすの元へ帰ってくる。

 

元々は病弱で、10も生きられないと言われた子だった。

ありすが死ぬのを恐れたチェシャが、生死の概念ごと世界を壊してしまい、結果として彼女一人だけ残っている。

見た目も心も幼い少女だったが、いろんな世界の経験を吸収し今ではかなり図太い性格になっている。

自分の世界観を覆さず、他人を否定もしない。

自分が楽しいことを優先する快楽主義。


異世界へありすを連れている。

ありすさえよければ他はどうでもよく、基本的に傍観者を貫いている。

自分で行動することはなく、ありすの言動によりチェシャの言動も変わる。

ありす至上主義。

夢を通じてありすの魂を別世界に運んでいる。ありすの傍にいつも一緒にいる。

 

 

世界を滅ぼした張本人。

異世界から来訪し、ありすに出会い、彼女が死ぬのを恐れた。

世界まるごと滅ぼし、ありすを一人だけ残してしまったここを後で悔いる。

今はありすに許されて、二人きりの世界を満喫している様子。