時は大正、場所は帝都。
人間と人ならざる者が混在する世界に、西洋と東洋が入り混じる時代の物語。
妖怪と人間は共に生きてきたが、時と共に人々が妖怪を忘れ始め信じなくなった。
今では表から妖怪は消え、闇夜の住人となった妖怪たち。
ただ人間が知らないだけで、妖怪はどこにだっている。
そんな妖怪の依頼を聞くのが、ましろ亭のお仕事。
なお、妖怪だの妖だの神だの化け物だのと言っていますが、全部ひっくるめて「人間以外の存在」を指しています。